国際ゴルフの世界で近年著しく発展と知名度を高めたのは、ISPS国際スポーツ振興協会である。
日本のあらゆる団体ができなかった国際間のスポーツ振興にエネルギーを捧げるISPSは、
スポーツの原点を大事にして、世界の融和を成し遂げる貴重な組織である。
ISPSは、創始者半田晴久の哲学を実践している団体でもある。
すでにヨーロッパのみならずアメリカ、ニュージーランド、オーストラリアなどで
オープントーナメントの開催を積み重ね、圧倒的知名度を誇るまでに成長した。
顕著なトーナメントは、今年のワールドカップ、メルボルンのキングストン、
ヒースコースで世界28カ国、56名の各国を代表する選手が団体で覇権を争った。
松山英樹と石川遼が、日本三度目の優勝を狙って善戦した。
優勝は、デンマークのオルセンとセルドセンだった。
この大会の冠が、ISPS Handa World Golfである。
日本の機構が世界の地で冠を持った世界大会は初めての快挙である。
だから、日本のゴルフが再燃するかしないかは、ISPSが握っていると考えても差し支えない。
新しい組織が日本の改革を約束したのだ。
ISPSを超える機構の誕生は、日本では見ることはできないと断定できるのではないか。
ISPSの今後の発展と活動をより期待する2017年である。
古賀剛大
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