29年度関東女子倶楽部対抗競技 千葉第一予選会場の取材をして
5月30日 会場 木更津ゴルフクラブ、朝はスタート早い。
7時30分からアウト、インから、選手がペアリングのとおり、出ていく。
アウトパー5は、かなりヒルアップの実際よりは、100ヤード長く感じる難コースである。
インの10番もかなりのぼりの長めのパー4で、実際、パー5に思える。
各選手は、青空の中、初夏の風を受けて、アマチュアらしくティオフをしていった。
5363ヤード、パー72の難しい試合となった。
若手3名、50歳以上3名の選手の上位2名,計4名のトータルスコアの勝負だ。
年ごとに、選手の入れ替えも進んでいるようで、昨年と違う顔も見える。
善戦は、ホストクラブ木更津で、ポイントゲッターの一人が抜ける中、
3位に3ストローク及ばない322ストロークで惜しくも次点で決勝を阻まれた。
優勝は候補だった成田東が304ストロークで、軽々予選をクリア、
特に記は、田中真弓選手が、アウト36、イン33の猛攻、3アンダーパー、ベストグロス、圧巻であった。
このチームは、小川美恵子が、しっかり団結させ、スキのないまとまり方をして、各自がチームファーストで乗り切った点だろう。
また、そのなかで、鏑木友子は、トップバッターで、37,38の75ストロークで、勢いのいい船出でポイントゲッターになった。
9ストローク遅れて、予想通り、姉ヶ崎カントリーが、2位につけた。
特に、吉田茜は37,35のパープレーは光った。セカンドスコアである。
いつも。まとまりのいい姉ヶ崎で、各選手が猛練習した結果として入選であった。
3位は、林恵子と徳山由季が70台で上がり、50歳以上の2選手のスコアをカバーして、
トータル319ストロークで決勝進出を果たした。
上位この3チームが、日光カンツリーの関東決勝競技へ進出、関東の覇権を争う。
外野からみた予選競技の感想、目立ったのは、まず、コース内で煙草を喫煙しながら、
応援している女性や表彰式では、おしゃべり専門で、式の邪魔になるマナー、品性の悪さ、
とても学生や子供たちの目標から、遠い選手に呆れた。
式の挨拶や競技発表に耳を傾けていないのが、目立つ。
前日の若手プロのレディースサーキットの試合と表彰発表を見たが、
マナーや食事の仕方など、立派だっただけに、記者から見ると、残念な関東クラブ対抗の余韻だ。
ゴルフは、まずマナー、エチケットで各代表選手らしく模範的態度が望まれる。
36年間、マスターズ取材をはじめ、かく女子の試合など取材をしてきた経験から、
教養の低俗化で程遠いクラブ対抗選手の姿が気になった。
日光の決勝では、この予選のような粗野がなく、淑女らしい晴れやかなすがすがしい大会に徹してもらいたい。
一言、苦言を呈したい。
ホストの木更津クラブは、この大会を受けて、コースの整備をクラブと会員が協力をして、檜舞台を作り上げた。
グリーンも一流の007で非常に速いグリーンで会員の誇りとしていたが、
KGAのほうから、早いのは、困ると注文があったそうだ。
それが事実ならば、情けない話だ。競技は、最高を基準として、腕を振るい世界レベルに達する切磋琢磨が必要な時だ。
木更津の会員が、経験したことのない遅いグリーンが、KGAが基準とするなら、最悪である。
クラブに迷惑をかけてはなるまい。
反省あるべきが現在と忠告しておく。
まずは、成田東の皆さん、姉ヶ崎、総武の各選手、予選突破、いい成績を残され祝辞を申し上げる。
特別競技取材記者 古賀剛大
最勝寺 宏
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