第87回マスターズ・トーナメントの開幕を明日に控えた4月5日(水)、アメリカジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで恒例のパー3コンテストが気温30度を超す晴天の中、開催された。1960年から開催されているパー3コンテストは、クラブハウスの東側に配置された70〜140ヤードの9ホール(パー27)の特設コースが舞台で、マスターズ・トーナメントの前日に行われる。1931年から45年間オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの会長を務めたクリフォード・ロバート氏の代の時に始まったもので、選手が家族や友人、恋人などがキャディー務めることが出来、マスターズのキャディー専用の緑色の帽子と白いつなぎを着ることなどが許されている。最終ホールではショットやパットを打つことも許されている。往年のマスターズチャンピオンたちも参加し、大会を盛り上げている。選手が家族や恋人などと一緒に参加しているほのぼのとした雰囲気が普段の大会では見られない光景だ。
全てのホールがパー3なため、ホールインワンも数多く見ることができる。本日は、スコッティ・シェフラーなど5人がホールインワンを達成し、観客を大いに沸かせた。
2022年度、マスターズチャンピオン。スコッティ・シェフラー。
2021年、全米オープン覇者。アメリカツアー10勝のジョン・ラーム。
ケビン・キズナーの子供が観客たちとハイタッチを繰り返す微笑ましい様子も。
1984年、1995年のマスターズチャンピオン。ベン・クレンショー
1989年、90年、96年のマスターズチャンピオン。ニック・ファルド。
1991年、マスターズチャンピオンのイアン・ウーズナム。
1961年、1974年、1978年、マスターズチャンピオンのゲーリー・プレーヤー。
キャリア・グランドスラムを目指すローリー・マキロイ。観客からはひときわ大きな声援が響く。期待の大きさと人気を感じさせる。
エリカ夫人とキスをするローリー・マキロイ。
2017年、18年の全米オープン連覇、2018年、19年の全米プロゴルフ選手権連覇とメジャー4勝のブルックス・ケプカ。現在は、LIVゴルフへ転向。
2020年のザ・CJカップ優勝、2021年のチャールズ・シュワブチャレンジ優勝、ヒューストンオープン2021-2022年シーズンヒューストンオープン優勝のジェイソン・コクラック。
現在は、LIVゴルフに転戦。
2020年マスターズチャンピオンのダスティン・ジョンソン。2016年の全米オープン覇者。アメリカツアー24勝。現在は、LIVゴルフに移籍。
2022年マスターズチャンピオン、スコッティ・シェフラーとメレディス夫人。