2021年オーストリアゴルフオープンにおいて、アメリカのジョン・カトリンが最終日の劇的な戦いの末、プレーオフでドイツのマクシミリアン・キーファーを破り、8ヶ月ぶりに3つ目の欧州ツアータイトルを獲得した。
最終日のこの日、カトリンは首位から2打差でスタートし、バーディーを7つに伸ばし、ボギーなしの65をマークして14アンダーとし、キーファーに追いつきプレーオフとなった。
18番ホールでのプレーオフは、4回目まで両者譲らず決着がつかなかったが、5回目にキーファーが3回も池に入れて8打、カトリンはボギーで栄冠を手にした。
カトリンはこの勝利により、過去13戦中3勝となり、昨年は35位だったRace to Dubai Rankings Presented by Rolexのトップ25にランクイン。公式ワールドゴルフランキングでは、自己最高の80位以内に入る可能性があり、すでに世界で10勝を挙げている30歳の彼は、そこにとどまる気配はない。カトリンはインタビューで「世界のトップ50に入り、メジャー大会に出場し、優勝したい。」と語った。