2021年の海外メジャー第2戦、全米女子オープンで笹生優花が優勝した。
6月3日(木)~6月6日(日)にカリフォルニア州のオリンピッククラブのレイクコースで開催された全米女子オープンは、笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフとなり先程終了した。
最終日前日の3日目まで首位でアメリカのレキシー・トンプソンに次いで2位につけていた笹生優花、そして、最終日3つスコアを縮めた畑岡奈紗が4アンダーで並びプレーオフとなった。プレーオフ3ホール目で笹生優花がバーディを奪い、優勝を果たした。レキシー・トンプソンは、最終日スコアを4つ落とし、3位となった。
日本人女子としては1977年に全米女子プロを制した樋口久子、記憶にまだ新しい、2019年にAIG全英女子オープンを制した渋野日向子に続く3人目のメジャー制覇。全米女子オープンは、今回76回目にして初めて日本人が優勝を果たした。
また、19歳351日での優勝は、大会史上最年少記録となる。
笹生優花は、日本人の父とフィリピン人の母を持ち、現在フィリピンと日本の二重国籍を持つ。東京オリンピックにはフィリピン代表として出場する予定。
(写真:Darren Carroll/USGA)