第10回ドライブ、チップ&パット選手権の決勝が7日、素晴らしく気持ちの良く晴れた日曜日にアメリカジョージア州にあるオーガスタナショナルゴルフクラブで開催され、各カテゴリーの8名のチャンピオンが誕生した。
マスターズ・トーナメント、PGA of America、USGAの協力のもと実施されるドライブ、チップ&パット選手権は、7歳から15歳までの少年少女を対象とした全米規模の無料の青少年ゴルフ育成プログラムだ。
ドライブ、チッピング、パッティングというゲームに不可欠なスキルが試される3部構成の競技会となっている。
2023-2024年シーズンの一次予選は4月に始まり、アメリカ全50州の345会場で開催された。
どの会場でも、男子と女子に分かれた4つの年齢カテゴリーの得点上位3名までが、7月と8月に行われる61の二次予選に進出する。
各カテゴリーは次の通り。
その後、4つの年齢カテゴリーと性別の部門で各2名のジュニアが、秋にUSGAやPGAの選手権会場を含む全米有数のコースで開催される地域予選に進んだ。
地域予選は、以下の会場で開催された。どこも一度はプレーをしたい名門ゴルフクラブと言われるコースだ。
各地域会場の年齢・性別部門の優勝者の合計80名が、マスターズトーナメントが開催される直前のオーガスタナショナルで開催される全米決勝大会への出場権を獲得し、ゴルフチャンネルで生中継される。
予選では、各スキルのポイントシステムは、増分距離測定に基づき、正確さとチッピングとパッティングのスキルにポイントが与えられる。
ナショナルファイナルでは、年齢・性別の各部門から1名の総合チャンピオンと、各個人スキルのチャンピオンが選出される。
ドライブ、チップ&パット全国決勝大会は、地域大会からの持ち越しはなく、新しい大会となる。大会は、マスターズトーナメント練習場と18番グリーンで行われる。各ファイナリストは30点満点で採点され、各技能の点数が累積される。各部門とも、各技能で最も優れた選手には10ポイントが与えられる。2位の選手には9ポイント、3位の選手には8ポイントといった形で得点が与えられる。各部門の総合成績が同点の場合は、プレーオフショット(ドライブ、チップ、パット)で勝者を決定する。それ以外の同点は、ポイントを合算して分割する。全技能の合計得点が最も高い参加者が、その部門の総合チャンピオンとなる。部門総合優勝が同点の場合は、15フィートからのシングルパットで勝者を決定する形だ。
各選手2回のドライブで、インバウンズにとどまる最長ドライブを記録する。ボールが境界線上にある場合、インバウンズとみなされる。各年齢グループ/部門において、最も長いドライブをしたプレーヤーに10ポイントを与え、ドライブ部門の勝者とする。
各自2回チップを行い、ホールからの累積距離を記録する。各年齢グループ/部門において、ホールからの累積距離が最も近い選手が10ポイントを獲得し、チップ部門の勝者となる。
各選手は約15フィートと30フィートからのパットに挑戦し、ホールからの総合的な距離を記録する。各年齢グループ/部門において、2回のパットの後の累積距離が最も近い選手が10ポイントを獲得し、パット部門の勝者となる。